視界、レーダー、ソナー、妨害
Total Annihilationは、見えているものをマス目で管理しています。1マスの幅は、射程に使う単位で32です。視界、レーダー、ソナーはそれぞれ別のルールに従い、ユニットが撃つ相手を選ぶときの扱いもそれぞれ違います。
視界
ユニットには視界距離内のマスが見えます。視界距離は32刻みに丸められます。視界の設定が「True」のときは、丘が視界をさえぎります。ゲームはユニットの目の高さから線を引き、間により高い地面がない場合にだけ、そのマスが見えます。「Circular」か「Permanent」のときは、ユニットには視界の円全体が見えます。
一度見たマスは、ユニットが離れたあとも、ゲームの終わりまで探索済みのままです。
自軍のユニットが撃破されると、その視界は撃破後も2秒間開いたままになります。そのため、ほかに見ているユニットがいなくても、何に撃破されたかが見えることがあります。
レーダーとソナー
レーダーは毎秒1回更新されます。
- レーダーユニットはオンにしておく必要があります。レーダー塔をオフにすると、反応が表示されなくなります。
- レーダーは、範囲内の地上、水上、空中のユニットを探知します。ソナーは、範囲内の水中のユニットを探知します。
- ステルスの印があるユニットは、レーダーに一切映りません。ホーク、ヴァンプ、蘇生Kボットです。
- クローク中のユニットも、ステルスでなければレーダーには映ります。
- レーダー、ソナー、妨害装置は、エネルギーが尽きても働き続けます。消費エネルギーが払われないだけです。
レーダー塔には、エネルギーの消費5と生産5が設定されています。生産は常に流れ、消費はオンのときにだけかかります。オンにしても、差し引きのコストはありません。
妨害
妨害装置は、妨害範囲内のすべてのユニットを、ほかのプレイヤーのレーダーから隠します。どのプレイヤーのユニットかは確認しないので、近くにいる敵のユニットも隠します。同盟プレイヤーの妨害装置は、自分のレーダーからもユニットを隠します。
妨害が効くのはレーダーとソナーだけです。自軍のユニットが見ているユニットは、妨害装置があってもなくても表示されます。1997年のマニュアルに、偵察機フィンクは妨害装置を使う敵も報告できる、とあるのはこのためです。
自軍のユニットが撃てるもの
ユニットが自分で目標を選ぶのは、見えている敵の中からだけです。レーダーの点だけでは足りません。例外は照準施設です。オンの照準施設があれば、視界内に目標のないユニットは、レーダーの点の中からも目標を選べます。レーダーの点への攻撃命令は、いつでも自分で出せます。
計算例
COREでARMと戦っているとします。ARMのジャマーが、ブルドッグの一団の横に、自軍のレーダー塔の範囲1440の中で停まります。ジャマーの400の範囲内では、ブルドッグもジャマー自身もレーダーから消えます。
その一団の上にフィンクを送ります。フィンクの視界350がブルドッグに届いたとたん、ブルドッグが表示され、自軍のユニットが目標に選べるようになります。スペクターのような自軍のCOREの妨害装置が、自分のレーダーから何かを隠すことはありません。