Total Annihilationの戦闘と視界

Total Annihilationのユニットはどれも耐久力を持ち、その武器はダメージ、再装填時間、射程、効果範囲で表されます。軍勢が何を攻撃できるかは、視界、レーダー、ソナーで何を見つけられるかにも左右されます。以下の数値はゲームデータから取ったもので、各ユニットのページにも載っています。

耐久力と修理

耐久力は、ユニットが破壊されるまでに受けられるダメージの量です。ピーウィーは250、軽レーザー塔のL.L.T.は750、コマンダーは3000です。

コマンダーと建設ユニットはほかのユニットを修理でき、建設ユニットは出会った損傷ユニットを修理します。コマンダーの戦闘スーツは、ゆっくりと自己修復もします。

撃破数が5以上のユニットはベテランになり、少しだけ強くなります。その後も撃破5回ごとに、撃破数25まで少しずつ強くなります。ユニットにカーソルを合わせると撃破数が見られます。正確な数値はベテラン化のページにあります。

武器と毎秒のダメージ

武器には主な値が4つあります。ダメージは1回の命中で減る耐久力です。再装填は射撃の間隔で、ユニットのページでは秒で示しています。射程は武器が届く距離、範囲は1回の命中でダメージを与える広さです。

ユニットのページには毎秒のダメージも載せており、ダメージ × 連射数 ÷ 再装填で計算しています。連射数は1回に撃つ弾の数です。ピーウィーの銃は3発、パイロの火炎放射器は17発を撃ちます。

ユニット 武器 ダメージ 連射 再装填(秒) 射程 範囲 毎秒のダメージ
ピーウィー E.M.G. 8 3 0.4 180 8 60.0
パイロ 火炎放射器(Flame Thrower) 10 17 1.2 160 32 141.7
L.L.T. 軽レーザー(Light Laser) 60 1 0.52 300 8 115.4
ハンマー プラズマ砲(Plasma Cannon) 85 1 1.95 320 48 43.6
ファイドー ガウス砲(Gauss Cannon) 120 1 2.6 480 8 46.2
ビッグ・バーサ バーサ砲(Bertha Cannon) 2000 1 7 4096 80 285.7

これは単純な数値です。武器の基本ダメージを使い、すべての弾が当たるものとし、効果範囲は考えていません。1発ごとにエネルギーを使う武器もあります。L.L.T.は10、ビッグ・バーサは1500、コマンダーのDガンは400です。

砲兵と直射

データでは、砲兵の武器に曲射の印が付いています。これらは弧を描いて砲弾を撃つので、尾根や丘の向こうの目標にも当てられます。ハンマーのプラズマ砲や、プラズマ砲台のガーディアンがその例です。ファイドーのガウス砲のような直射の武器は、まっすぐ撃ちます。ゼウスの電撃砲は、目標までさえぎるもののない射線が必要です。

長距離砲は、搭載しているユニットの視界より遠くまで撃てます。ルガーは射程620に対して視界は220です。こうしたユニットは、レーダーやほかのユニットが目標を見つけてくれるときに最も力を発揮します。

マップエディターの説明によると、砲弾の飛距離は重力で変わり、重力が低いほど遠くまで飛びます。本編のキャンペーンのミッションはほとんどが重力112ですが、ダンプは8です。

ミサイルと対空

誘導ミサイルは目標に向かって進路を変え、ユニットのページでは「誘導」と示しています。ミサイル塔のディフェンダーとKボットのジェスロは、航空機用の誘導ミサイルを撃ち、それはダメージの表にも表れています。ディフェンダーのミサイルの基本ダメージは46ですが、表に挙がっている20種の航空機にはそれぞれ97を与えます。ジェスロのミサイルは31、航空機には83です。

すべてのロケットが誘導されるわけではありません。1997年のマニュアルはマールのロケットを無誘導としているので、建物や止まっているユニットに最も向いています。拡張パックでは、フラッカーのような対空砲が加わり、データでは対空兵器の印が付いています。

核ミサイルとミサイル防衛

いくつかの武器は備蓄式で、ミサイル1発ごとに金属とエネルギーの価格があります。核ミサイル発射機のリタリエイター(ARM)とサイレンサー(CORE)は、命令したときだけ撃ちます。ミサイルは1発につき金属2000とエネルギー180,000で、射程は32,000です。範囲512に5500のダメージを与えますが、耐久力3000のコマンダーには2900しか与えません。

プロテクターとフォーティチュード・ミサイル防衛は、このミサイルを撃ち落とします。データでは、核ミサイルに迎撃対象の印が、防衛用のロケットに迎撃ミサイルの印が付いており、防衛範囲の値は2000です。迎撃ミサイルも備蓄式で、1発につき金属200とエネルギー10,000です。

残骸と爆発

地上ユニットと建物のほとんどは、破壊されると残骸を残します。航空機、コマンダー、自走爆弾、地雷には、データ上に残骸がありません。コマンダーと建設ユニットは、残骸を回収して金属を得られます。Dガンを受けたものは分解されるので、回収できる金属は残りません。

ユニットは倒れるときにも爆発します。各ユニットのページには、破壊されたときと、自爆させたとき(Ctrl+D)の爆発を載せています。コマンダーの爆発は、範囲950に9999のダメージを与えます。自走爆弾のインベーダーは、破壊されると範囲275に1200のダメージを与えますが、自爆させると範囲556に2500を与えます。爆発は自軍も傷つけます。1997年のマニュアルは、COREのローチをほかの自軍ユニットから離しておくよう注意しています。

視界

ユニットに見えるのは、視界距離の内側だけです。ピーウィーの視界は280、コマンダーは290、偵察機のピーパーは350です。まだ探索していない地面は黒く表示されます。探索したものの今は見ていない地面は灰色で、地形は見えますが、敵の動きは見えません。

スカーミッシュを設定するとき、またはマルチプレイのゲームをホストするときに、3つの視界設定から1つを選びます。

  • True: 丘などの地形がユニットの視界をさえぎります。
  • Circular: 地形に関係なく、視界距離内のすべてが見えます。
  • Permanent: Circularと同じですが、戦場の霧がありません。

レーダー、ソナー、妨害

レーダーは敵ユニットを遠くから見つけますが、正体まではわかりません。敵はミニマップ上に色の付いた点として表示されます。レーダー塔のレーダー範囲は1440、上級レーダー塔は2880です。潜水艦は、ソナー基地の1180のようなソナーの範囲に入らないかぎり見えません。

レーダー妨害装置は、妨害範囲内の自軍ユニットを敵のレーダーから隠します。Kボットのイレイザーは500、車両のジャマーは400、The Core Contingencyの艦船エスコートは700の範囲を妨害します。妨害しても、敵のユニットに直接見られることは防げません。1997年のマニュアルには、偵察機フィンクは妨害装置を使う敵も報告できるとあります。ステルス戦闘機のホークとヴァンプは、敵のレーダーに一切映りません。

クローク

クローク中のユニットは敵から見えませんが、クロークにはエネルギーが要り、移動中はさらに多くかかります。データでは、コマンダーのクロークのコストは停止中200、移動中1000です。The Core ContingencyのスパイKボットインフィルトレーターは210と800、クローク式核融合炉は450です。

十分に近づいた敵ユニットは、クローク中のユニットを見破ります。データでは、この距離はコマンダーが40、インフィルトレーターが80です。バージョン3.1では、クローク中のユニットの上でShiftを押すと、この距離が白い円で表示されます。

出典

  • Total Annihilationのマニュアル(1997年):耐久力バー、ベテラン、命令、視界の設定、ユニットの説明。
  • Total Annihilationのマニュアル(2000年の再発売版):ユニットの説明、レーダー、ソナー、クローク、用語集。
  • The Core Contingencyのreadme(taccread.txt)とv3.1パッチのreadme(readme.txt):クロークの半径。
  • Total Annihilation Map and Mission Editorのreadme(taeread.txt):重力と砲兵。
  • バージョン3.1cのGOG版のゲームデータ:ユニットと武器の値、ミッションの設定。ユニットのページに掲載しているものです。