照準、命中精度、範囲ダメージ

Total Annihilationの弾はどれも、マップ上を実際に飛んでいく物体で、そのほとんどは外れることがあります。命中するかどうかは、武器がどれだけ正確に目標を向いているか、どれだけ無作為のばらつきが加わるか、そして砲弾の場合はそもそも目標まで届くかどうかで決まります。

武器を向ける

砲塔の武器は、目標に十分近い方向を向いたときにだけ発射します。どれだけ近ければよいかが、その武器の許容誤差です。データに許容誤差のない武器は150、つまり0.8°を使います。

武器 許容誤差
既定値 0.8°
ビッグ・バーサの砲 1.6°
L.L.T.の軽レーザー 2.7°
ピーウィーのE.M.G. 33°

マールのロケットのように車体に固定された武器は、目標の方向とユニット全体の向きを比べます。

無作為のばらつき

砲塔の武器の弾はそれぞれ、左右と上下に無作為な量だけずらされます。弾は、ばらつきの半分を上下限とする範囲のどこにでも着弾しえます。ばらつきは次のとおりです。

ばらつき = 武器の精度値 + 2048 × ユニットが失った耐久力の割合

2048は11.25°です。精度値を持つ武器はゲーム全体で13しかなく、ビッグ・バーサ、対空砲、ルガーとCOREの自走砲のプラズマ砲などがあります。それ以外の武器は、耐久力が満タンなら正確です。砲塔の武器はどれも、ユニットが損傷するほど精度が落ちます。

武器 無傷 耐久力半分 撃破寸前
ビッグ・バーサの砲(精度値500) ± 1.4° ± 4.2° ± 7.0°
ルガーのプラズマ砲(精度値2000) ± 5.5° ± 8.3° ± 11.1°
ピーウィーのE.M.G.(精度値なし) 正確 ± 2.8° ± 5.6°

無傷のビッグ・バーサは、最大射程4096で、狙った点から左右に最大98ずれた所に砲弾を落とすことがあります。耐久力が半分なら、同じ砲弾が左右に最大300ずれることがあります。その爆風の直径は80です。

撃破数24以上のベテランは、ばらつきを「撃破数 ÷ 12」の切り捨てで割ります。撃破数24なら2で、36なら3で割ります。

拡散

連射する武器には拡散が加わります。連射の各弾は、拡散角の半分を上下限とする範囲で無作為にずらされます。ピーウィーのE.M.G.は拡散± 2.8°で3発撃つので、射程180では弾が左右に最大9まで散らばります。

射程は水平に測る

射程の判定はマップ上の水平距離を使い、高さは無視します。丘の上のユニットの射程が延びることはなく、ある地点の上空高くにいる航空機は、その地点にいるものとして扱われます。

砲弾の届く距離

プラズマ砲のような砲弾を撃つ武器は、目標に着弾する角度で発射します。ゲームはこの角度を、砲弾の速度とマップの重力から計算します。平らな地面では、砲弾が飛べる距離は最大で次のとおりです。

速度 × 速度 ÷ 重力

ほとんどのマップでは重力は112です。武器の射程がこれより長いと、平らな地面で最大射程にいる目標に届く角度が見つからないので、砲は発射しません。最大射程を使えるのは、自分より低い所にいる目標に対してだけです。

武器 砲弾の速度 射程 平地での最大到達距離
ハンマーのプラズマ砲 210 320 394
ルガーのプラズマ砲 310 620 858
ガーディアンのプラズマ砲台 350 1250 1094
パニッシャーのプラズマ砲台 350 1200 1094
ビッグ・バーサの砲 800 4096 5714

平地のガーディアンは、射程1250のうち1094までしか届きません。1250先の目標に当てるには、目標より約167高い所に立つ必要があります。パニッシャーが1200を使うには約111必要です。重力が80のタイタニウム・フィスト湾では、どちらも1531まで届くので、どこでも最大射程を使えます。重力が8のダンプでは、砲弾を撃つすべての武器がそうです。

風も、飛んでいる砲弾と爆弾を押し流します。ほかの弾は風の影響を受けません。

飛んでいる弾

レーザーも含め、すべての弾は飛んでいきます。レーザー光線も進んでいくので、途中にある敵ユニット、地形物、丘にさえぎられることがあります。飛んでいる弾は自軍のユニットをすり抜け、最初に出会った敵ユニット、地形物、地面に当たります。

範囲ダメージ

爆発がユニットの輪郭に触れると、そのユニットは全ダメージを受けます。それより遠いと、ダメージに次の値が掛けられます。

e + (1 − e) × (1 − 距離 ÷ 半径)²

半径は武器の範囲の半分で、eはその武器の端効果値です。ほとんどの武器では0です。eが0なら、端までの中間にいるユニットは4分の1のダメージを受けます。

  • ハンマーのプラズマ砲は、範囲48、つまり半径24に85のダメージを与えます。爆心から6のユニットは47、12離れたユニットは21を受けます。
  • コマンダーの撃破時の爆発は、範囲950に9999のダメージを与え、端効果値は0.75です。半径475の内側にいるユニットは、ベテラン化による軽減の前の値で、少なくとも7499を受けます。

撃ったユニット自身が自分の爆発で傷つくことはありません。自軍のほかのユニットと同盟のユニットは、敵ユニットと同じように範囲ダメージを受けます。範囲が17未満の武器がユニットに直撃した場合は、そのユニットだけがダメージを受けます。

再装填

損傷したユニットは再装填が遅くなります。耐久力が0に近づくにつれ、発射の間隔は最大20%延びます。ベテランは再装填が速くなります(ベテラン化を参照)。

ユニットの目標の選び方

自由射撃に設定したユニットは、約1秒に1回新しい目標を探します。単に最も近い敵を選ぶわけではありません。ゲームは見えている敵それぞれに、距離の2乗を上限とする無作為な点数を与え、最も低い点数の敵が選ばれます。つまり、近い敵ほど選ばれやすいというだけです。武器はいったん目標を決めると、もっと近い敵が現れても、その目標が生きている間は狙い続けます。攻撃を受けたユニットは、手の空いている武器を攻撃してきた相手に向けます。