Total Annihilation: The Core Contingency
The Core Contingencyは、Total Annihilationの最初の拡張パックです。Cavedogは1998年4月29日にこれを発売し、米国の店頭には4月30日に並びました。遊ぶには本編が必要で、新ユニット、2つの短いキャンペーン、ボーナスミッション、新しい惑星、新マップ、そしてCavedog自身のマップエディターを追加します。
物語
この拡張パックは、本編のARMキャンペーンの最後にARMが勝利したあとから始まります。COREは敗れ、銀河は再建の途中です。しかし、戦争の終わりごろ、予備の計画の一環として1体のCOREのコマンダーが隠されていました。そのコマンダーは異星の遺物を探しています。それは、COREがARMを、そして銀河もろとも滅ぼすために必要な最後の品です。
ARMの捜索は4つの惑星にまたがります。ハイドロスは陸地のない水の惑星で、凶暴なシーサーペントがいます。ラッシュは沼と湿地の惑星で、スコーピオンが住んでいます。テンブラーは地震に見舞われ、ジェリダスは氷の惑星です。COREは遺物である異星ビーコンを、爆縮装置に作り変えます。ARMの最後のミッションでは、90分以内にそれを破壊しなければなりません。COREの最後のミッションでは、60分間それを守らなければなりません。
ミッション
この拡張パックには25のミッションがあります。
- The Core Contingency:ARM、12ミッション。ハイドロス - 探索開始!から銀河の救済まで
- The Core Contingency:CORE、12ミッション。ARM、ハイドロスに上陸から去り時まで
- クロゴスとの遭遇!、ARM用のボーナスミッション
「クロゴスとの遭遇!」の舞台は、本編の戦争中のCOREプライムです。すべてのクロゴスと、それを生産するガントリーを破壊しなければなりません。readmeには、このミッションは上級者向けで、難易度の設定を変えても易しくはならない、とあります。
新ユニット
Cavedogは、75種の新ユニットに加え、無料ダウンロードだった20種以上のユニットを発表しました。ゲームデータでは、The Core Contingencyで初めて登場するユニットファイルは109あり、ARMが53、COREが56です。readmeでは、そのうち21種が以前のダウンロードユニットとされています。たとえば、ARMのウォーリアーやCOREのトースターです。この合計には、地雷12種と、ミッション用のオブジェクト8つも含まれています。後者は異星ビーコン、爆縮装置、スコーピオン、シーサーペントで、陣営ごとに1つずつ収められています。
主な追加は次のとおりです。
- クロゴス: COREの実験型Kボットクロゴスは、クロゴス・ガントリーでしか生産できません。Cavedogによると、大きさはコマンダーの3倍近くあり、核ミサイル3発に耐えられます。ゲームデータでの耐久力は29,918で、コマンダーは3,000です。コストは金属29,489、エネルギー116,664です。
- ホバークラフト: 新しいホバークラフト基地は、陸と水の両方を渡れるユニットを生産します。ホバー戦車のアナコンダやスナッパーなどです。
- 水中基地: 上級建設潜水艦は、水上機基地、水中核融合発電所、上級ソナー基地を建てます。水上機は、戦っていないときは水中に着陸できます。
- 地雷: ARMのポッジャーとCOREのスポイラーは、それぞれ小さな爆薬から核地雷まで、6種類の地雷を敷設します。
- 重防御施設: ARMのバルカンとCOREのバズソーは速射式のプラズマ砲で、膨大なエネルギーを必要とします。
- レーダー照準: 照準施設があれば、自軍のレーダーに映り、武器の射程内にいるどの敵でも攻撃できます。
- スパイとデコイ: クロークできるインフィルトレーターとパラサイトは、武器を持たないスパイKボットです。デコイ・コマンダーは見た目はコマンダーですが、武器は弱くなっています。
- 水陸両用Kボット: ARMのペリカンは水面をすべるように進み、COREのギンプは水中を歩きます。
6つの新しい惑星
readmeには、6つの新しい惑星の説明があります。
- 酸の惑星には、つながれたガス袋があり、回収するとエネルギーが得られます。緑色の酸の海は艦船を少しずつ傷つけますが、ホバークラフトは傷つけません。
- 水晶の惑星は、鋭くぎざぎざした地形で、回収できる地形物がほとんどありません。紫色の海は艦船にとって安全です。
- ラッシュの惑星には、深い森、湿地、高い崖、険しい山があります。
- スレートの惑星には、航空機しか越えられない雲があります。金属は、岩と、地面の割れ目にある鉱床から得られます。
- 都市の惑星は、ARMの文明の廃墟に覆われています。鉱床は数少ない都市公園と、川や湖の底にしかないので、金属のほとんどは回収で得ることになります。
- 水の世界には陸地がまったくありません。金属は海底の鉱床から得られ、サンゴ礁が移動に影響します。
Cavedogの発表では、新しいマルチプレイマップは50枚とされていました。どれもスカーミッシュとマルチプレイの両方で使えます。
マップ・ミッションエディター
ディスクには、ボーナスとしてTotal Annihilation Map and Mission Editor(TAE)が入っています。Cavedogのチームが、本編と拡張パックのマップとミッションを作るのに使ったツールです。エディターの無料ベータ版は、1998年3月27日からすでにダウンロードできました。Cavedogはサポートなしで提供していました。最大の40×40のマップには、Pentium 200と128 MBのRAMが必要です。
インターフェースの追加
readmeには、いくつかの新しい操作が挙げられています。Ctrl+Mですべての地雷を選択でき、ほかにも武器を持つ航空機、レーダーユニット、武器を持つすべての移動ユニットを選択する新しいショートカットがあります。マルチプレイでは、+sharemetalのようなチャットコマンドで同盟プレイヤーと資源を共有できます。ユニットの上でShiftを押すと、予約された建設場所、クローク中のユニットが探知される半径、地雷の起爆範囲と爆発範囲といった追加の情報が表示されます。工場に分隊番号を付けることもでき、その工場が作るユニットはすべてその分隊に入ります。
拡張パックに含まれないもの:6種のボーナスユニット
Cavedogはのちに、さらに6種のユニットを無料ダウンロードとして公開しました。ARMはFARK、フリー、スカラベ、COREはヘッジホッグ、イモレーター、蘇生Kボットです。これらはThe Core Contingencyのディスクには入っていません。GOG版では、ゲームとは別のファイルとして同梱されています。
出典
- The Core Contingencyのreadme(ゲームフォルダー内の
taccread.txt) - このガイドのゲームデータ:GOG版のユニットファイルとミッションのブリーフィング
- Cavedog Entertainmentの1998年4月29日のプレスリリース:The Core Contingency
- Cavedog Entertainmentの1998年3月26日のプレスリリース:Map and Mission Editor beta
- 2002年にアーカイブされたCavedogのダウンロードユニットのページ:cavedog.com/totala/units.html
- Wikipedia:Total Annihilation: The Core Contingency